写真撮影日:2025/8/2
天気:晴れ
水位:-37cm
放流量:21㎥/s
✅柳川・際川河口の概要

柳川・際川河口の特徴と概要
柳川・際川河口は南湖で最もメジャーなウェーディングスポット。
柳川から供給される川の水は冬は暖かく,夏は冷たい+非常に透明度が高いとあり,魚にとっては非常に好条件のスポット。
また,流れ込んでくる水によってサンドバーが形成されるため,ウェーディングによる立ち込みが可能。
柳川の北側にも際川が流入しており,サンドバーが二つ並ぶ面白い地形となっている。
両河口沖にはウィードとブレイクラインが絡むため,絶好の回遊ルートとなっている。
ハイシーズン(スポーニング期)は数メートルおきに人が並ぶ。
それゆえに,遠投先に精度よくキャストできる技術が求められる。
また,南側はワンドとなっており,本湖が荒れた時に魚が入ってきやすい。
さらに,高層マンションが隣接しているため,午後の時間はシェードになる。
おすすめのリグは,ブレイク・ウィード狙いのヘビキャロ・スイムジグ。
ウィードが薄い時期はバイブレーション等のハードルアーも実績がある。
地形とストラクチャー
ブレイクとウィード
なんといっても南湖最深とも言える4mを狙える+良質なウィードの存在。
手頃なウィードを見つかることができれば,粘ってみると良い。
広範囲のサンドバー
流入河川の影響で,広範囲にサンドバー・浜が形成されている。
それゆえに,ウェーダーは必須となるが,沖のブレイク・回遊ラインを狙いやすい。
ワンド状の地形
南側はワンドとなっており,スポーニング期は激戦区。
本湖側が波立っていても。ワンド内は落ち着いていることが多い。
ウィードの存在+ブレイクラインをライトリグで探れる数少ないポイント。
✅柳川河口の駐車場・トイレ情報
🅿️駐車場について
以前はブロンコビリー裏が駐車場として存在していたが,河口周辺の工事により,整備されなくなった。
また,航空写真中央に位置する青色の建物は,大学ヨット部の倉庫。
平日夕方及び休日は日中または夕方に整備のため,道路にヨットやその他備品が置かれていることが多い。
部員にヒアリングしたところ,チェーンで封鎖されているところ以外なら,車は止めても良いとのこと。
侵入する時は,学生の飛び出しに注意して最徐行でお願いしたい。
🚽トイレ情報
近くに,公衆トイレはなし。
事前に済ましてエントリーしよう。
余談だが,隣接する県道を少し南下すると,タックルベリーがある。
買い物ついでにお手洗いも借りると良い。
余談だが,釣行終わりのアングラーがよく立ち寄っていくのか,特に柳川・柳が崎の釣果情報がリッチ。
事前に情報収集もおすすめ。
スタッフさんも明るく色々なことを教えてくれる。
🎣柳川・際川河口を写真で紹介
柳川河口部 南湖の最深部をを狙える一級ウェーディングポイント





柳川河口部は,非常にクリアでフレッシュな湧き水が注ぐエリアで,特に春〜夏の実績が高い。
ハイシーズンは釣り人が等間隔に並び,ヘビキャロ合戦が始まる。
航空写真からも,広くサンドバーが形成されており,ウェーディングで沖のブレイクを狙える数少ないポイント。
ウェーディングを生かしたブレイク狙いが特に有効。
河口先からは水位にもよるが,南湖の最深部である4.5mラインを狙える。
最深部のフラットボトムとかけ上がり,フレッシュウィータノ組み合わさるエリアで,エントリできたら粘りたいポイント。
定番のヘビキャロ,スイムジグなどが実績が高く,ウィードが少ない時には,バイブレーション系のリアクションプラグも使いやすい。
また,ウィードにベイトが多くついており,アラバマなどの釣りも実績が高い。
ウェーディングをする際は,地面質を確認しつつ慎重にエントリーして欲しい。
ライフジャケットは必ず装備しておこう。
際川河口 ブレイクライン&ウィードを直撃可能なウェーディングポイント

柳川に隣接するもう一本の流入河川。
こちらも非常にフレッシュで,水通しが良いポイント。
こちらも3.5m〜4mラインを直撃できる激アツポイント。
こちらも,柳川同様に,サンドバー先端部は足元が緩い+急な落ち込みになっているので,慎重にエントリーすること。
南側ワンド 穏やかなワンド内は本湖の調子によっては本命ポイント






本湖が荒れた時に,魚のストックが多いワンド部。
こちらはウェーディング無しでもウィードを狙った釣りができるため,釣り人も多い。
岸際から数メートルにウィード群が形成されており,偏光グラス越しでも確認できる。
またこのウィードはバスがよく着くとされるエビモ系。
ところどころ,ウィードエッジやポケットが存在するので,そこにワーム類を落としてみよう。
ウィードに隠れているバスが突きつつきに来てくれる。
朝一はトップウォーターの実績も高い。
撮影日はウィードも濃く,巻き物系ではウィードを頻繁に引っ掛けてくるため,効率よく狙えるトッププラグやトップワームが良いだろう。
個人的に非常に気になる要素が,夕まずめ時に形成されるシェード。
非常に広範囲に形成されており,日よけをしている魚のフィーディングタイムを狙った釣りが爆発しそうな予感。
今度の釣行では,この仮説を検証してみる。
まとめ|ハイシーズンには良型を狙える南湖のウェーディングポイント
柳川・際川エリアは,琵琶湖の中でも流入河川の恩恵を受けやすい好ポイントだ。
河口部はフレッシュな水が常に流れており,良質なウィード,さらに沖には南湖最深部に近いブレイクポイントと,春から秋にかけて回遊・良型バスを狙える。
南部に広がるワンド部は比較的穏やかな雰囲気で,ライトリグでの実績が高い。
家族連れにもおすすめで,釣りと,水際遊びの両方を楽しめる。
一方で、季節や水位・放流量によって状況が大きく変わるため、当日のコンディションを見極めることが釣果への近道となる。
ウェーディングで立ちこむ際は,足元地質の確認と,ライフジャケットの着用は必ず。
足元を確認しやすい変更サングラスの着用もおすすめ。
コメント