旧彦根港バス釣り攻略|琵琶湖超有名スポット・温排水・60UP狙い徹底解説

北湖

写真撮影日:2025/7/26
天気:晴れ
水位:-14cm
放流量:150㎥/s

✅旧彦根港の概要

旧彦根港についての前書き

旧彦根港は,以前より,釣り人のマナーについて問題視されております。

具体的には,ゴミ問題・迷惑駐車問題等々。

ところが,幸いにも釣り禁止には未だになっておらず,年中バス釣りが楽しめるスポットとしてアクセスできます。

この状況を悪化させることが無いよう,本ブログを閲覧いただき,訪問される際は,釣りマナー・人としてのマナーについて承知おきいただくようお願いします。

本ブログでは,彦根市・滋賀県の確認をとり,紹介をしております。(9/1時点)

彦根港湾口は,滋賀県と彦根市の管轄で管理されており,両方に確認をとった。

周辺の釣り制限や立ち入りに関して
項目内容
滋賀県の回答・新しく整備された護岸や駐車場周辺に釣り禁止などの制限は設けていない・公安法に違反しない(=常識的な範囲での行動)であれば制限なし・注意書きやコーン等で立入禁止が明示されている場合は従う必要あり
彦根市の回答・旧彦根港湾内は滋賀県の管轄との認識・滋賀県の指示に従うよう要請
管轄・旧彦根港湾内は県と市の両管轄・総合的に理解して判断する必要あり
駐車場周辺の護岸・公安法に違反しない限り立入や釣りに制限なし(県の回答)

滋賀県の回答としては,新しく整備された護岸や駐車場周辺において,釣り禁止等の制限は設けていないとのこと。

また,彦根市の回答としては,滋賀県が管轄している認識のため,滋賀県の指示に従って欲しいとの回答を頂いた。

護岸等の侵入については,公安法に違反しない言い換えると常識的な範囲での行動であれば特に制限はしないと滋賀県から回答を頂いた。

ただし,注意書きや,コーン等で立ち入りを制限している旨が明示されている場合はそれに従うとのこと。


旧彦根港の特徴と概要

旧彦根港は北湖東岸の中で最も有名といっても過言ではない,小型大型が年中問わず釣れるポイントだ。

湾内は,本湖から入り込んだところに位置し,温排水が流れているため,年中通して水温が比較的安定しているポイントだ。

安定した水温のおかげで,年中安定した質の良いウィードが生えている。

ウィード内に隠れる魚が多く,ひっかけては外す釣りや,まずめのフィーディングタイムに追ってくるバスを仕留めたい。

また,安定して湧き水が湧いていることから,基本的にはスーパークリアウォーター。

ゆえにプレッシャーは高く,堂々と60UPが回遊しているのがよく見えるが,賢すぎる個体のため,サイトでは釣れない。

ところどころ,ウィードが禿げているところがあり,砂地が露出している。

このウィードポケットやエッジにライトリグを落とすと99%釣れる。

以上の理由より,サイズ問わず魚のストック量は琵琶湖イチだといっても良いだろう。

2025年に開催される国スポも影響か,周辺環境が整備されている。

以前まで釣り目的の駐車禁止だった図書館駐車場も有料化され,制限がなくなっている。


地形とストラクチャー

基本ウィードと砂地

基本的に,エリア全体にエビ藻がびっしりと広がっている。

このウィードの中に身を潜めている場合がほとんど。

ところどころ,ポケットやエッジが見えるところがあり,アプローチすべきポイントとなっている。

ウィードの中やウィードにひっかけて外すリアクションの釣りが好実績。

タイヤや自転車など,沈みモノあり

ところどころ沈みモノがある。

子バスがついているため,サイトフィッシングを楽しめる。

大型魚がついているところは見たことがない。

基本ウィードの中か回遊していると思われる。

温排水流れ込みは好ポイント

湾奥に流れ込みがあり,非常にフレッシュな水が常に流れ込んでいる。

周辺のウィードは特に肌ツヤが良い。

それに伴って,周辺に小・中型バスが常についている。

巻いてくると,周辺のマメバス・ブルーギルがどこからか湧いてくる。

わざと湧いてきたヤツらにルアーをつつかせて,不規則に動くルアーに,本命のバスをリアクションで口を使わせると面白い。

✅旧彦根港の駐車場・トイレ情報

旧彦根港周辺には図書館・公園が隣接しており,駐車場やトイレも完備されている。

足場も最近の整備で垂直護岸となっていることや,観光地,高速のインターから近いこともあり,休日の日中はファミリーが非常に多い。

また,駐車場がすぐ裏手にあるので,キャスト時やフッキング時には十分気をつけて釣りをしてもらいたい。

駐車料金表 利用目的・市内外で料金形態が変わる。

国スポに向けてか,公園の駐車場はリニューアルされた。

それに伴って有料化され,少々複雑な料金形態となっている。

利用区分ごとの料金と利用時間

利用者区分30分以内1時間超~3時間まで以降の料金当日最大料金
彦根市民/有料公園施設利用者無料100円1時間ごと100円加算500円まで
図書館利用者無料(※)100円1時間ごと100円加算500円まで
それ以外の方無料100円1時間ごと300円加算1,000円まで

(※図書館利用者は、図書貸出券などで2時間まで無料)

車種入庫可能時間出庫可能時間備考
普通車5:45~22:0024時間可能出庫はいつでも可
大型車(中型・準中型含む)5:45~22:005:45~22:00予約制・1日1回 2,000円

以前までは,釣り目的の駐車は禁止だとされていたが,今回のリニューアルで利用目的に変わらず利用可能となった。

ただし,入庫に関して時間制限が設けられており,夜釣り目的の方は注意されたい。

詳しくは金亀公園のHPを参照していただきたい。(https://www.city.hikone.lg.jp/kakuka/toshi_seisaku/7_1/kouen/osirase/26919.html

🚽トイレ情報

公衆トイレあり。


🎣旧彦根港を写真で紹介

駐車場前 目の前が釣り場で簡単アクセス ウィード攻略がキモ

駐車場裏手の景色。旧港ともあり,防波堤となっている。湾内全域にウィードが広がっている。
柵を越えると,垂直護岸が続く。非常に足場がよく釣りはしやすい。侵入は,常識の範囲内ならOK
基本的には,全面ウィードで覆われている。この中に魚は隠れている。テキサスや高比重系で攻めるべし。
一部藻刈りの影響か,直線上にポケットが形成されている。一面ウィードの中の変化なので抑えておきたい。
写真撮影しながら釣り歩いていると1投目で相手をしてくれた。非常に綺麗な個体だった。

基本的には,「旧彦根港」というと,この駐車場裏の旧港を指すことが多い。

東側の流れ込みから温排水が湾内に流れ込んでいる。

また,足場もよく,釣りがしやすい。そのためか,アングラーが最も集中するポイントだ。

撮影中にどうしても気になり,ウィードポケットにネコリグを投げてみると,すぐにひったくってくれた。

ウィードの中の魚がルアーを見つけてくれてバイト,その後はウィードの中に逃げ込もうとする動きを見せた。

やはり,ウィードの中はブラックバスマンションになっている可能性が高い。

図書館裏 流れと流れ込みが変化点

図書館裏から本湖方面を撮影した写真 垂直護岸が続いている。岸際も要チェック
定期的に流れ込みがある。ランガンしながら探って行きたい。
対岸の様子 5gほどのリグなら余裕でアプローチができる。

湾内から彦根新港へ続く水路。

こちらも温排水と流れの影響で魚の量は非常に多い。

対岸にも釣り人がアクセスできるので,お祭りにならないように注意してほしい。

その距離は,約30mほどと,余裕で届く。

さらに彦根新港方面へ進んでいくと,定期的に流れ込みがある。

水量は日によって異なるが,基本水面が静かな旧彦根港では大きな変化。

ランガンついでに何かルアーを落としてみてほしい。

モルック場裏 岸際・ウィードエッジ・流れ込みを狙え

こちらは用水路型の流れ込み。本流と水質が違うのか,泡立っている。ここも変化だ。
基本的には,一定幅の水路が続いていく。変化をランガンしていこう。

図書館裏から続いて水路が続いている。

環境としては,ほか場所と同様に,ウィードが生い茂っており,ところどころポケットがある。

狙い方はライトリグや,ミノーなどでウィードを絡めてアプローチするとよい。

また,若干ではあるが,新港(本湖側)へのカレント(流れ)がある。

流れの強さは放水量によって異なり,放水量の多い日は,ウィードが新港側に向かって寝ている(倒れている)

その日の放水量によってウィードトップの高さが変わるため,レンジをコントロールできるルアーの準備をしたい。

サッカーコート裏・HATOスタジアム前

歩道橋があり,対岸へ移動可能。公園利用者も使うため,竿先やフックには気を遣ってほしい。
歩道橋から西側を眺めた写真。新港に向けて水路が続いている。
橋の上から旧彦根港側を見た景色。
橋の上から新港側(本湖)側を眺めた景色。

さらに新港側へ進んでいくと,HATOスタジアムと金亀公園を渡す橋が見えてくる。

この周辺もほかエリアと大差はなく,基本的にウィード周辺を探る釣りになる。

旧彦根港湾内から新港(本湖)側へ護岸を歩いていくといったん橋近くで途切れる。

さらに西へ行くことはできるが,遊歩道に出る必要があるので,周りの人に気をつけて移動してほしい。

県道517号側護岸

ここでは,金亀公園から橋を渡って対岸へ移り,旧彦根港湾内までの様子を紹介する。

県道側に渡り,旧彦根港方面を見た風景。最近の工事で護岸整備が完了している。
一部護岸の切れ目があり,流れ込みとなっている。
長い護岸を東へ進み,旧彦根港湾内を眺めた写真。中央左側に紹介した駐車場が見える。

温排水/流れ込み 旧彦根港最大のポイント

温排水流れこみ周辺。この周辺だけウィードの肌ツヤが良い。それに伴ってか魚影も非常に濃い。
温排水が流れているとされている流れ込み。本湖側を見た景色。
隣接している水路。こちらはアウトレットか? よくバスが泳いで出入りする姿を見かける。

旧彦根港の最大の特徴と言っていい温排水。

この温排水は,年中流れ込んでおり,旧彦根港湾内の水温を一定に保ってくれている。

そのおかげで,安定したウィードが生え,魚の身を隠す場所となっている。

また,冬場には,大小問わず魚の越冬場所となっており,魚のストック数と,夢の大きさはは県内イチと言える。

湾内南側流れ込み

流れ込み2。撮影日は水量が少なかったが,小バスが溜まっていた。

まとめ|旧彦根港は温排水・良質ウィードが存在し年中60UPを狙えるスポット

旧彦根港は,南湖の湖東エリアに位置し,手軽なアクセス,温排水・良質なウィードが魅力のバス釣りポイントである。

護岸や堤防などの足場が整備されており,初心者にも安心して釣行できる。

シーズンを問わずビックバスが狙え,特に初冬から春にかけて大型サイズが期待できる。

手返しの良いライトリグでは数釣りが楽しめる。

大型狙いには,マズメを狙ってはアピール力の高いルアーで攻めたい。

基本的には賢いバスが多く,その日にはまるルアーを見つけることができれば高い釣果が望める。


ちょっと休憩

撮影をするために歩いていると,用水路に可愛い肉球の跡が。

濡れた足で歩いたのでしょうか?

ふとほっこりした瞬間でした。

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