写真撮影日:2025/7/21
天気:晴れ
水位:-23cm
放流量:15㎥/s
✅北山田の概要

北山田の特徴と概要
北山田は,琵琶湖南湖の中でもシャローとウィードが絡む変化に富んだポイントである。
魚影が濃く,特に夏から秋にかけては多くのアングラーが訪れる人気エリアだ。
駐車場やトイレも比較的整備されているため,初心者やファミリーでも安心して釣行できる。
湖岸道路は交通量も多い・流れが早く,駐車場入り口は駐車場に面している。
そのため,駐車場へ入場するときは早めの指示器・ウィンカーを意識してほしい。(事故防止のため意識願います。)
駐車場は南側(北山田1)は有料,北側(北山田2)は無料。
余談だが,筆者が移住初日に50クラスを取り逃した思い出の場所。(2018年)
地形とストラクチャー
シャローエリアの特徴
北山田の大部分は遠浅フラットな砂地が広がる。
水深はおおむね1.5m前後で,季節や水位変動によりシャローエリアが広がる傾向にある。
特に春のスポーニング期には,シャローに差してきた個体を狙える。
ウィードと季節ごとの変化
ウィードはエビモやオオカナダモが中心で,夏から秋にかけて密生する。
ウィードエッジ周辺はベイトが溜まりやすく,スピナーベイトやテキサスリグなどで狙うと効果的だ。
エリ(定置網)周辺の狙い方
北山田の特徴的なストラクチャーとして,エリ(定置網)がある。
網周辺はベイトフィッシュが集まりやすく,それを狙うバスがステイしていることが多い。
プレッシャーは高いが,早朝やローライト時にアプローチすると釣果が期待できる。
✅北山田の駐車場・トイレ情報
北山田周辺には公園や遊歩道が整備されており,駐車場やトイレも完備されている。
休日は混雑しやすいため,早めの到着がおすすめだ。
アクセスは市街地からも良く,初心者や遠征組にも人気の理由となっている。


北部と南部にそれぞれ駐車場有。
北山田1は2025年4月15日より有料化。(湖岸緑地のゲート式有料駐車場の導入(4/25~)について)
北山田2は現在のところ無料。
最大料金が設定されているため,長時間の釣行でも安心。(?)
最新のナンバー読み取り式のため,入出庫は比較的スムーズ。


エリア周辺にトイレあり。
🎣北山田を写真で紹介
北山田のブレイクライン 岸から攻めれるポイント
初めに,湖沼図をご覧いただきたい。
国土地理院が提供してくれている琵琶湖の等深線によると,北山田湖岸緑地から沖に向かって60mで2.5mのブレイクラインに届く。
遠浅な南湖地形を考慮すると,岸からアプローチできるブレイクラインは好ポイントだ。
遠投できるルアーで回遊中のバスや休憩中のバスを狙いたい。

ブレイクライン側の風景。
沖にエリが設置されている。
ちょうどブレイクラインと同じ位置に設置されており,魚の通り道であることが伺える。
一部,ヘビキャロ等で遠投するとエリに届く場所もある。
エリにルアーを引っ掛ける行為は御法度なので注意。
南側水門 魚をストックする要素大




駐車場から近い水門周辺は場所取り激戦区&好ポイント。
水門は垂直護岸+葦+流れ+ハードボトム(一部)と,バスにとって好条件が重なる。
エントリーできる場所があれば是非とも入っていただきたい。
が,激戦区故に,ハイプレッシャー。
見えている大型バスもいるがルアーには興味なしなど,非常にゲーム性が高い。
張り出し部はブレイク・水門・石積みエリア・杭を一つのポジションからアプローチできる。
筆者もポイント到着後,空いていたらとりあえずここに入る。
先端から沖に向かってブレイクラインを舐めるのも良し,杭にルアー打ち込むのも良し,沈みゴロタを探して集中攻めもよし。
ちなみに,移住初日に,このポジションで50UPをバラした思い出の場所。
シャッドテールワームを底に擦りながらリトリーブしていたところあたりがあったが,バスのエラ洗いジャンプで逃げられた。。。
おすすめは,あえてのビックベイト等のリアルシルエット系やメタルバイブでのリアクション系。
ライトリグでねちっても良いが,その日のバスの気分次第で当たるか当たらないか,大きく振り回される。
北山田港出入り口 ミオ筋とブレイクライン+湾内で魚の休憩スポット


さらに北上していくと,北山田港の湾口が見えてくる。
ここは,船の出入りのためにミオ筋が掘られていること,沖には2.5mブレイクラインがあることなどから,回遊魚が一度足(ヒレ?)を止めやすい場所である。





北山田港で入り口部はミオ筋が掘られており,バスの休憩スポットとなっている。
また,ブレイクラインも近く,テトラで囲われていることから,魚の休憩所として条件が成立する。
湾内は多彩なルアーでアプローチできる上,湾外はブレイクラインにアプローチできるため,様々な釣りが楽しめる。
北側水門



さらに北上していくと二つ目の水門が見えてくる。
プレッシャーが高いポイントではあるが,自分のルアーにしか反応しない魚がいるかもしれないので,探ってみるといい。
北側サンドバー
さらに北上していくと,石積み護岸から,階段状への護岸へと変化する。
そこから,再度石積み護岸に変化した後,最北部はサンドバーとなっている。



まとめ|北山田は魚影の濃いシャローエリアで変化を狙え
北山田は,沖の2.5mブレイクラインと点在する変化が魅力の南湖ポイントである。
基本はフラットな砂地だが,石積みやテトラ帯,エリ(定置網)周辺の地形変化に魚が付きやすい。
また,季節ごとにウィードの分布が変わり,特に夏から秋にかけてはウィードエッジを絡めた釣りが有効である。
駐車場やトイレも比較的整備されているため,初心者やファミリーにもおすすめできるポイントだが,プレッシャーが高いエリアなので,ルアーやアプローチを工夫して他のアングラーと差をつけたい。
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